(まもなく)無職中年チェリーな男が、人生でまだ未経験なことを、初体験(ハート)してみて、感想をまとめていく企画 Part1 。
は じ め て の 競 馬 観 戦
本日、フェブラリーステークス。 東京競馬場。
以前から興味のあった「競馬観戦」を初体験してきた。
ギャンブルも好きではあるが、どちらかというと馬が走っているところを生で見たかったので、競馬に詳しい会社の同期を誘い、競馬場内の説明や馬券の買い方などを教えてもらうことにした。
さて、初体験となった競馬場は「東京競馬場」。府中本町から歩いて5分程度。駅の周りは何もなかったが、駅から競馬場まで専用の屋根付き通路があったことが驚きだった。
入り口で手荷物検査と入場料200円を払って、いざ場内に突入。
この写真を見てほしい。
本日、雲ひとつない快晴。写真だけで気持ちよさが伝わると思う。広い空間と青い雲。想像以上に綺麗な建物。第一印象は「最高な場所」。
昔からイベントごとの日はよく晴れるので、自分の晴れ男っぷりは特技として書いていいかもしれない。(あまり外でない人間なのであてにはならないが)
食事は場内のそば屋で済ませ、第7レースより勝負開始。こちら初購入馬券。
さて、結果は...。
なんと複勝*2が的中。これは初参加からかなり運が良いのではなかろうか。さて、払戻金はいくらになったか期待。
480円!
はい、負けてました。ジュース一本分ですね。残念。
さて、一戦終ったので、場内を観光していくことにする。
内馬場と呼ばれる、レースコースの内側の敷地。こちらは芝生が広がっており、人が座れるようになっていた。
こんな子供が遊べる空間もある。思った以上に子供連れの家族が多い印象だ。
観光も終えて、その後いくつかのレースで馬券を購入して、楽しんでいた。
さて、本命の第11レース。GIフェブラリーステークスの番が回ってきた。
私のビギナーズラックを光らせる時が来たわけだ。
それなりにギャンブル慣れはしているので、今回は連複 400円 × 8 = 3200円分を躊躇なく購入。 何の知識もない。 ※ 多少は電車の中で調べたが
GIのファンファーレが鳴り響く。周りがそれに合わせて声をあげる。この高揚感は半端じゃない。
意外とすぐに出走。正直遠くて生では見えないのでモニターで状況を確認する。自分の買った馬はほぼ後方に位置していたので、序盤からそれなりにあきらめムード。
しかしカーブを曲がって最後の直線は徐々に順位を上げてくる。ゴールが近づくにつれて体が我慢できなくなり、いい歳こいた中年男がピョンピョン飛び跳ねながら、「こい!こい!」と叫んでしまうのだ。あぁ、アドレナリンの怖さよ。
結果としては連複で入れていなかった馬が2着だったので、惨敗だ。
デムーロ氏のインタビュー。イケメン騎手。楽しそうだ。ウマ女の黄色い声援が飛ぶ。
最後に感想だが、まず一言、簡単に言う。
想像以上に面白かった! (それなりに負けたけど、それを超えるくらいの満足度)
広々とした場内、場内の雰囲気、なんとなくサッカー観戦にも似たところがある。
お金を掛けなくても馬を見るだけで面白いが、やはり100円でもお金をかけた方が興奮するし、応援の気力が全然違う。勝ってほしいという馬がいれば100円でも購入してみることをお勧めしたい。
また、東京競馬場は想像以上に綺麗だし、馬券の買い方だけは少し苦労しそうだが、初心者も気軽に遊びにいけると思う。あと、レース後はハズレ馬券が宙を舞うものと思っていたが、どうやら今はそんなことに滅多にないということで、それを見れなかったことが少々心残りだ。
最近はウマ女が増えているというが、確かに若い可愛い感じの女の子が多い印象があった。女の子だけのグループもいたので、やはり噂は本当なのだろうか。マスコミやJRAの策略か。目の保養になるので良いことだ。ありがとう。
今後については、競馬にのめり込むことはないと思うが、次は中山競馬場あたりでGIを見てみたいところ。
帰り際、夕日のパドック。 満足度の高い充実した一日だった。
あと、最後にこれだけ言わせてほしい。
カップルで来ているやつらは全員大負けしてしまえ!!!
※若い人限定
と、競馬にも人生にも負けている中年男の負け犬の遠吠えであった。
そして、今日のハズレ馬券たちでしめることにする。
ありがとう。さようなら。約4千円。